尺八教室入門

無事に尺八をゲッツしたものの、まともな音はそう簡単には出せません。ケーナで挫折した経験から、音が出ないだろうことは分かってはいたので、今回はどこか尺八教室に入って、教えを乞おうと思っていました。

早速ネットで情報収集したところ、何やら流派があるではありませんか。大きくは都山流と琴古流。ふむふむ。(詳しくはこちら)

琴古流の方が伝統があるようでしたが、それぞれの流派の歴史や楽譜の違いなどを見ると、都山流の方が現代音楽との親和性が良さそうです。自分は様々なジャンルの曲を尺八で演奏したかったことや、親戚の叔父さん(正確には母親の叔父さんで私が生まれる前に既に他界)が、確か都山流の師範だったというおぼろげな記憶などから、都山流の教室を探すことにしました。

ちなみにその叔父さんは、だいぶ歳をとってから初心者として尺八を始めたらしいのですが、最終的には尺八教室でお弟子さんに教えるまでになったそうで、家に飾ってあった免状に、都山流と書いてあったような記憶が残っています。また機会があれば、当時の叔父さんの様子を聞けたらいいなと思っています。

話を元に戻しまして、その後地元で都山流の教室を探してみましたが、なかなか情報が少ないゆえに決め手がありません。そこでカルチャーセンターのサイトで何か良い講座はないものだろうかと探していたところ、2つの尺八教室が見つかりました。

一つは伝統的な尺八を基礎から教えてくれるような感じの講座で、もう一つは、あまり伝統に縛られることなく様々なジャンルで活動されてそうな先生がその人に合わせて教えてくれそうな感じの講座でした。

私は後者の講座を受けたいと思いましたが、開講日が平日だったため都合が合いませんでした。前者の講座は時間帯的には通えそうしたが、やはり自分の直感を大切にしようと思い、後者の講座の先生を直接検索して、メッセージを送ってみました。

早速お返事をいただき、年明けから通うことになりました。少し時間を空けたのは、最低限何か音らしきものを出せて、かつ変な癖がつく前に、と考えたためです。

(加藤奏山先生のページはこちら)

こうして2019年初から、めでたく都山流尺八教室に入門したのでした。

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