尺八の演奏で、世界各地の公民館を巡る、その名も「尺八ワールド公民館ツアー」を開催するのが、私の人生の夢であり目標です。
はぃ?公民館のワールドツアー?お前はん何言うとるの?頭おかしなってもうたか?・・・というツッコミ、重々承知しております。
他人の夢なんてどうでも良いことも重々承知しておりますが、あまりに唐突な出だしでしたので、少しばかりの解説にお付き合い下さいませ。
きっかけはMIYAVI
インスパイアされたのは、サムライギタリストのMIYAVIさんのワールドツアー。ギター一本で世界各地を巡り、世界中の人々を魅了する、想いを音楽に託し自分を表現する、まさに憧れる生き様です。
自分の持っている技術があって、それが世界中の人に求められていて、その技術を届けるためにその人のいる場所へ行く。本当に素晴らしいことです。そんな生き方ができたら、この世界に生まれてきて良かったなあと、心の底から思えることでしょう。
でも神業ギター弾けないしなー
自分もあんな風になりたいのは山々ですが、なにせ技術がありません。ギターを爪弾く程度ならなんとかなりますが、サムライギタリストと私とでは、月とすっぽん以上の差であることは、火を見るよりも明らかです。
諦めるわけではありませんが、どうせあそこまでうまくなれないんだったら、「せめて自分が細胞レベルで大好きだと思えることをしよう」と思い、感情を最も表現できる縦笛、中でも自らが楽器の一部を成し楽器と一体化するとも言われる、尺八の道を選ぶことにしました。
好きなことであれば続けられますし、続けていればサムライ尺八イストになれるかもしれませんしね(^^)
隣の公民館
世界アリーナツアーや、世界ドームツアーではなく、なぜ公民館なのか。理由は簡単です。
「なんとなく出来そうだから!」
そりゃ私だってドームを満員御礼にして、ギャラもウッホウッホなんてのは夢見ないことは無いですよ。でも最終的に目指すところがそこかって言うと、それもなんか違う気がするんですよね。
たとえ家の隣にあるような、小さな公民館が会場だったとしても、私にとっては会場の大きさ以上に、もっと大切な「基準」があります。
需要1人以上
究極的には、演奏を聴いてくれて、少しでも「良かったな」と感じてくれる人がたった1人でもいてくれたら、私にとっては大きな幸せであり、大成功です。逆に、聴きたいと思う人が誰もいないような演奏では、ただの自己満足にしかなりません(もちろん自分が楽しんでいることは一番大事なことですが)。
そこが、プラスになるかマイナスになるかの境界線、すなわち自分が演奏する意義の境界線になると考えています。だから、私はどんなに小さくてもプラスの状態でいられるように、演奏技術を磨いていきたいと思っています。
その為には大きなアリーナも、高価なチケットも必要ありません。小さな公民館にたった1人でも聴いて下さる方がいれば十分なのです。
とはいえ世界ツアーともなると
公民館の会場代がいくら安いといっても、世界ツアーともなると、移動だけで相当な資金が必要です。ましてや、夢はファーストクラスでの移動ですから(←オイッ!)、更なる資金の準備が必要となります。
まぁ普通に考えたら成り立ちませんよね。大赤字ですよね。当たり前ですよね。
それでも人生の夢ですから、諦める訳にはいきません。まずは資金集めが必要?いえ、それもどこか違います。なぜなら「お金はあるけど尺八吹けない人」と「お金はないけど尺八吹ける人」だったら、どちらが公民館ツアーに近い人かを考えれば分かるはずです。
言うまでもありませんね。尺八ツアーをやるといっている人が、尺八を吹けないなんてあり得ませんよね。そんな人のライブ誰も行こうと思わないですよね。(意外と面白いんじゃないかって?!)
だから、私は決めました。まずは尺八が吹けるようになることに注力すること。資金は二の次です。お金はなんとかなります!ブログがハズってくれたらきっと何とかなります(←オイッ!)。もしくは、私の演奏を聴いてくださった神様仏様が、きっと私に航空券のチケットを与えて下さることでしょう。
それでもチャンスが巡ってこなければ、まずは家の隣の公民館からスタートすればいいんです。その為にも一にも二にも尺八を吹けるようになることが、最重要というわけなのです。
頑張るぞー!オー!(何という軽い締め(-.-;))
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